ブレイブフロンティア 帝都図書館 異界支部

ここではグランガイアやイシュグリア、さらにはエイリムでの出来事を記録している。

神器

神器カタラ=マリヌス

剣/ランドール帝国

グランガイアには絶大な力を秘めた九つの神器の伝説が残っている。それらは、何処で誰が何の目的で作ったのか一切不明だった。しかし、それらの名前が出る時、必ず大きな何かが起きると言われている。カタラ=マリヌス、その名はランドール帝国誕生の中で記録されている。「この剣を二度と世に出してはいけない」との言葉とともに。

 

神器イースカノッサ

槍/エルガイア連邦

 

一部の人々によって密かに語られ続ける謎に包まれた九つの神器。その名はグランガイアだけでなく、エルガイアでも歴史上の大きな事件の影に見え隠れする。エルガイア連邦の成立前夜、独立運動家が「この槍があれば世界を支配できる」と、何かに憑かれたように語っていたと噂されたが、槍の存在は今も表には一切出ていない。

 

神器マハル=グラテカ

斧/アグニ帝国

限られた者のみが存在を知る九つの神器。それらの情報は秘匿とされてきたが、アグニの廃墟から発見された、ある高官の手記によると、帝国の宝物庫に神器と思われる斧を発見したそうだ。しかし彼はそれを見たことで、自分の命は狙われるだろうと書き記している。奇しくもその記述の日付は、有名な暴君の退位の日と重なっている。

 

神器レド=クローガ

黒水晶/バリウラ帝国

歴史の影で密かに語られる九つの神器。かつてバリウラ帝国で厳重に保管されたある黒水晶がその中の1つ「レド=クローガ」であり、未来を見通す力があったとされている。神々との大戦時、バリウラ皇帝はこの黒水晶を覗き、禍々しい笑みを見せたと伝えられている。現在も数多くの者がこの神器を探すが、いまだ発見されていない。

 

神器テリオ=ビブラス

小剣/アタルヴァ共和国

存在自体が謎に包まれた九つの神器の噂は、いつの時代にも存在した。アタルヴァ共和国の国庫に保管されていた小振りの剣が神器であるというのもそうした噂の1つだ。共和国正立に欠かせない役割を果たしたとされるその刃は「国が滅びても奪われてはならぬ」と歴代の元首に伝えられていたというが、その小剣自体を見た者はいない。

 

神器コルツ=レゼッタ

杖/神々の聖域

神々ですらその存在を恐れ秘匿したという九つの神器。その中でもコルツ=レゼッタと呼ばれた杖は神域の奥深くに封印され、歴代の護神十二聖によって守護されたという。十二聖の叛乱後にこの杖がどこへ行ったのか。それは神々ですらわからないと言われている。再び世に出ることがあれば確実に争乱を巻き起こすであろう。

 

神器ジェナ=グレパス

弓/サーマ王国

神々に滅ぼされる前のサーマ王国にも、九つの神器の伝説が残されていた。大海を支配する王の妻が満月の闇夜に人魚の姿で哀歌を奏でていると、天空から上位神が出現し、翠氷の蒼弓とともになすべき使命を宣告する。それは、人間の霊魂を貫き溟海の底に幽閉することで、神に仇なす者の力を天空の神々に還元させるものだったという。

 

神器ヴォール=メオン

弓/ヴリクシャ公国

九つの神器。その伝説はヴリクシャ公国にも残っている。同国で大火災が発生した際、炎は次々と神殿を飲み込みすべてを灰にするかと思われた。しかし、ある場所に炎が達した時すべての炎が瞬時に消えたという。その後、そこは聖域とされ立入禁止となるが、何も知らぬ少女が迷い込んだ際中で神々しい弓を見たという噂も存在する。

 

神器テルラ=エデン

杖/世界が滅ぶ直前

神器と呼ばれる強大な力を持つ武具は、歴史の中に秘匿され正確な情報を知る者は限られていた。ある者は神器とは誰かの手によって生み出されたものではなく、世界の意思によって自ら生まれ出でた力だと言う。テルラ=エデンと名付けられたまるで異界の銃のようにも見える杖は、世界が滅ぶ直前に人々の前に出現すると噂されている。