アリーナEP.20 自慢の友人
蒼召喚星『断界天』になった召喚師。その戦いぶりをセリアにしている最中、カルが現れ、グラデンスの行方を尋ねてくる。
…………。
ふーん、蒼召喚星になったんだ。
…………。
で、なに?
それを私に話してどうしたいの?
まさか、私に褒めてもらえるとでも思った?
バカじゃないの!
なんで、私があんたを
褒めなくちゃならないのよ!
私があんたに話せることは
もうほとんど話したわよ!
これ以上、あんたとここで競っても
仕方がないでしょ!
だから、あんたは
好きに戦えばいいじゃない!
ハハハッ、相変わらずセリアは
<主人公>には厳しいな。
カル!
よう、2人とも調子よさそうだな。
カルがアリーナに来るなんて
珍しいじゃない。
何かあったの?
あ、いや、ちょっとグラデンス爺さんを探しててな。
爺さんに聞きたいことがあるんだけど
どうも俺から逃げてるっぽいんだよな。
グラデンス様が本気で逃げたら
探すの大変そうね……。
ああ、だからってあの爺さんに
毎度、毎度逃げられてられないしな。
ねえ、カル。
折角だし、アリーナに参加していったら?
カルが参加したら会場も
盛り上がると思うわよ。
うーん……。
悪いけどやっぱり止めておくよ。
俺はやっぱり人前で戦うのは
どうも苦手だからな。
それよりも、セリアと<主人公>の
アリーナでの活躍は俺も聞いてるぜ。
2人は俺の自慢の友人だよ。
これからも、もっと活躍してくれよな。
人ごとだと思って気楽なんだから。
私とこんなバカを一緒にしないでよね!
私はこいつと違って
マジメにアリーナに臨んでるんだから!
ハハハッ、悪かったな。
それじゃあ、<主人公>。
セリアに認めてもらえるよう
お前もがんばれよ!
セリア!
たまには<主人公>のこと
応援してやってくれよ。
それにしても、あの爺さん、
どこに行きやがったんだ……。
カルも相変わらず忙しそうね。
アリーナに入り浸っている
どっかの誰かさんと違って。
な、なによ!
私はちゃんと目的があって
ここにいるのしってるでしょ!
…………。
ホ、ホラ、もうすぐあんたの出番よ!
とっとと戦ってきなさいよ!
まあ、カルもああ言ってたし
たまには応援してあげるからさ……。
支部長のつぶやき
今回からアリーナは日常(?)パート突入。アリーナはセリアとのバトルとかあってもよかったと思うんだが、相手ユニットの設定が難しいからボツったんだろうか。